ブオンリコルドの創設
ブオンリコルドの創設は、1964年。
50年以上の歴史を誇るイタリア食文化協会です。
その理念は、イタリアの伝統ある料理(Cucina Tradizionale)やその文化の保存と普及。
そして「食事をすること」の本来の楽しみを世界に広げていくこと。
ファーストフードや異文化とのフュージョンが流行りつつある中、頑固に、そして誠実に、土地と文化に根差した伝統的な料理を守るため、各地方の名門レストランが名を連ねました。
北イタリア、中部イタリア、南イタリア、海側、山の中、点在する島々――それぞれの土地の特質や歴史を色濃く反映し、色も香りも鮮やかに違う様々な「料理」は、まさに、その土地の文化の集大成です。
美味しい思い出
古代ローマから続く美食の歴史を受け継ぐ、さまざまなイタリア料理。
その一皿一皿には何千年の歴史と、人々の想いと、数々のストーリーが詰まっています。
ブオンリコルドにとっての「食事」とは、単に「食べる」ことではありません。
文化を知り、目で楽しみ、香りを堪能し、味覚を満足させ、そのことを語り合える贅沢な「食事」は、一回一回が忘れられない経験となることでしょう。
ブオンリコルド、「美味しい思い出」という名前の意味は、ここにあります。
食事をするということは、美しい思い出を積み重ねること。
その日その時のお料理を、空気を、場所を、作ってくれたシェフの眼差しを、ともに語り合った人々の笑顔を、一生に一度の体験として大切に扱えること。
人生に一度きりのその日の「食事」は、毎回が、スペシャルで忘れえぬものであるべきです。
ともすれば日本人が忘れてしまう、「食事」の本当の楽しみ方を、イタリア伝統料理、そしてブオンリコルドを通して思い出していただけたら幸いです。
シグネチャー・ディッシュ
シグネチャー・ディッシュ Piatti del Buon Ricordo
ブオンリコルド協会の特徴の一つは、ブオンリコルドのレストランで食事した人だけがプレゼントされるオリジナルのお皿です。
イタリアでは、各レストランがそれぞれオリジナルのお皿をつくり、お客様にプレゼントしていますが、これが人々のコレクター魂をくすぐり、何枚のお皿を持っているかが美食家としてのステイタスとなるほどの成功を収めました。
日本での加盟レストランにも、美食とお皿を求めて世界中からコレクターが訪れています。
また日本の加盟店では、日本限定「日本ブオンリコルドオリジナル絵皿」を選ぶことが可能です。各店オリジナルのお皿にするか、日本限定のお皿にするか・・選ぶ楽しみが加わりました。